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●アズラク派 アズラクは

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 初期イスラームの過激な分派ハワーリジュ派一派で,初期の指導者ナーフィー=ブン=アルアズラク(?〜686)の名にちなんだ称呼である。彼らは,コーランに処罰が規定されていた罪を犯した者をカーフィルとみなし,また彼らと意見を異にする者を殺すのは神意にかなうこととして,同教徒でも,婦人・子供でも容赦しないほど,最も過激な行動で有名であった。683年メッカでカリフを僭称(せんしょう)したイブン=アツズバイル(622〜692)と,バスラの支配権を争って追われ,フージスターンによってゲリラ活動をつづけ,ナーフィの戦死後も,新しい指導者のもとでバスラを脅かしとおしたが,ついにイラク総督ハッジャージュ=ブン=ユースフの派遣軍の討伐を受け,フージスターンからファールス・キルマーン方面を転々とし,最後はタバリスターンの山中に逃げこみ,699年全滅した。