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●飛鳥浄御原宮 あすかきよみはらのみや

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 奈良県高市郡雷と飛鳥のあいだの飛鳥川東岸の地。672年(弘文天皇1)大海人皇子がここに居を置き,翌年2月27日ここで即位して天武天皇となってから694年(持統天皇8)までの皇居があった所で藤原京へ遷るまでの都。岡本宮の南,あるいは雷岳の東南と推定する者がいる。675年(天武天皇4)11月3日宮の東岳に妖しい人間が登って自殺したとある。天武天皇が死ぬときの殯葬中の686年(持統天皇1)8月6日京城老人たちが橋の西まで集まって慟哭している。諸建築として西門庭・南門・新宮西庁・朝廷・大極殿・向小殿・白錦後苑・御窟殿・後宮・民部省・正殿・殯宮という名称が残っている。これ以外に大路があり,内裏・宮門・朝堂・堂前・西庁・御苑・春宮などがあった。したがってこうしたものを手がかりとして宮殿の位置を推測すべく努力されている。現在岡本宮についても異説があり,目下のところわからない。したがって飛鳥も浄御原宮については現状ではよくわかっていない。

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