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●アーシューラー

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 ムハッラム月の第10日に守られている自発的な断食日の名称。預言者ムハンマドがメディナを訪れたとき,ユダヤ教のヨーム=キップール贖罪の日の断食の習慣を取り入れた。イスラームのほかの断食が,日中に限られているのに,この断食は日没から日没の丸一日とした。これは,全スンナ派世界の敬虔な信徒たちによって,自発的に守られつづけている。シーア派は,3代目のイマーム=フセインが殺害されたのを殉死とみなし,アーシューラーの日にタージャと称する数々の行事・催物を行う。宗教的共感の雰囲気の高揚によって熱狂的になる。北部西アフリカのマグディブ地方においては,残存した農業儀礼と複合的に結合したアーシューラーの行事が行われている。断食よりも義援金を施して,戸口から戸口をまわったり,大衆の前で,豪華な火や水の行事が行われる。