50音順    検 索

●浅井長政 あさいながまさ

アジア 日本 AD1545 室町時代

 1545〜73(天文14〜天正1)織田信長の妹,お市を夫人に迎え,織田氏と対決して敗死した近江の戦国大名。祖父亮政,父久政と江北の地で浅井家発展の基盤を固め,京極家の内訌でその勢力を確立するなかで16歳の長政が家を継ぐ。永禄年間,機敏に南進を企て,江北三郡から犬上,愛智,高島各郡まで伸張。江北国人層の被官化を骨子とする家臣団の再編を行い湖北の平野部郷村を掌握した。堰堤の構築は平野部郷村の農産に益し,撰銭令は商利交易の活性化をめざす戦国大名共有の実績とみることができる。越前朝倉氏と同盟関係を保ち,永禄10年には西進する信長とも友好関係に入る。妹お市の入嫁で浅井長政の台頭がわかる。しかし元亀1年の信長の越前侵入で離反し,本来の盟友朝倉義景とともに抗戦。姉川の合戦に敗れ,延暦寺焼討ちによる叡山の衰滅も長政にマイナス,ついに1573年(天正1)義景の敗死につづいて小谷も落城,市と三人の娘を信長にわたして自刃した。