●アコンカグア山 アコンカグアさん
南アメリカ アルゼンチン共和国 AD
標高6,960m。南米アンデス山脈の最高峰で,南緯32°39´,西経70°01´に位置する西半球および南半球で最大の山。アルゼンチンのメンドーサ州の西端,チリーとの国境の近くにあり,チリーの首都サンチャゴから北東へわずか100km強の距離である。初登頂は1897年1月14日で,イギリス人のエドワード=フィッツジェラルドが隊を率いたが,実際に登頂したのは同行のスイス人ガイド,マティマス=ツルプリッゲンである。南壁は標高差3,000mに及ぶ雪・氷と岩の壁で,1954年2月フランス隊が5,200mの第2キャンプから7日6晩のアルプス方式で登頂に成功した。冬期の記録は1953年8月,エミリオ=ウェルタら3人の登頂が初めである。
日本人としては1953年に関根音節らの早大隊が,1966年には名大・日本山岳会東海支部隊が南壁から登頂している。1980年9月に長谷川恒男が冬期単独初登頂を果たし,さらに1981年8月には南壁の冬期単独初登頂に成功している。