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●芥川龍之介 あくたがわりゅうのすけ

アジア 日本 AD1892 明治時代

 1892〜1927(明治25〜昭和2)小説家。東京に生まれる。牛乳業新原敏三の長男であるが,母フク発狂のため,生後まもなく母の実家芥川家の養子となった。1916年(大正5)東大英文科卒業。在学中,久米正雄,菊池寛,松岡譲らと第三次・第四次「新思潮」を創刊(1914,1916),『鼻』(1916)で夏目漱石に認められ,『芋粥』(いもがゆ),さらに『手巾』(はんけち)を同年に発表,文壇に登場した。『羅生門』(1915)に代表される王朝物,『奉教人の死』などのキリシタン物,『舞踏会』などの開化期物等歴史小説のほか,『杜子春』『蜘蛛の糸』などの童話,現代小説として『秋』をはじめ,晩年の『玄鶴山房』『蜃気楼』『河童』(1927)等秀作が多く,遺稿『歯車』,イエス=キリストを語った『西方の人』を残して,東京田端の自宅で1927年7月24日自殺した。

〔参考文献〕吉田精一『芥川龍之介』1942,三省堂(のち新潮文庫)

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