●秋葉隆 あきばたかし
アジア 日本 AD1888 明治時代
1888〜1954 社会学者・文化人類学者。1898年(明治21)10月5日に千葉県生まれ。1913年(大正2)よりロンドン大学に留学し,マリノフスキ・ラドクリフ=ブラウンらの方法を学び1921年(大正10)東京帝国大学卒業。京城帝国大学に赴任。京城帝国大学在任中敗戦まで20年間,とくに朝鮮,現在中国東北部のシャーマニズム(巫俗)の研究に従い,現地調査にもとづく業績を残している。主著に『朝鮮巫俗の研究』(1937〜38,昭和12〜昭和13)『満蒙の民族と宗教』(1941,昭和16)『朝鮮民族誌』(1954,昭和29)がある。こうした研究を広汎な調査を通じてなしとげた。門弟泉請一による済州島の事例研究など,そのなかから生まれている。彼の研究は韓国の研究者その他にも影響を与えている。1945年(昭和20)に,九州大学文学部教授,退官後は愛知大学文学部教授,文学部長を歴任した。1954年(昭和29)10月16日没。〔参考文献〕島本彦三郎『秋葉博士の生涯と業績』朝鮮学報,1956