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●赤松智城 あかまつちじょう

アジア 日本 AD1886 明治時代

 1886〜1960(明治19〜昭和35)僧侶・宗教学者。山口県徳山市出身。浄土真宗本願寺系の僧侶赤松連城の孫にあたり,宗門教団の名家出。1910年(明治43)京都帝国大学文学部哲学科を卒業し,松本文三郎に師事して宗教学・仏教哲学を学ぶ。1915年(大正4)東京帝国大学の人々と連携して宗教研究会を組織し,「宗教研究」という学術雑誌を創刊する。そして宗教史・宗教哲学・宗教学などさまざまな分野にまたがる宗教研究者を結集する。自らは1927年(昭和2)には「京城帝国大学」の教授となり,ソウルへ行き,以来朝鮮・満州・モンゴルにおける宗教調査研究につとめ,その先駆的業績を確立する。あわせて外国における宗教研究を紹介する。このような視野と展望の大きさは,宗教学の具現研究とそしてその後の斯界の発展に寄与している。宗門の統制にこだわらぬ研究を打出す著書に『宗教史方法論』『朝鮮巫俗の研究』『満蒙の民族と宗教』等。弟に克麿,妹に常子がいる。