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●青木繁 あおきしげる

アジア 日本 AD1882 明治時代

 1882〜1911(明治15〜明治44)洋画家。福岡県久留米市出身。小山正太郎の不同舎に学び,1904(明治37)年東京美術学校西洋画科選科卒業。1903年,白馬会第8回展に「黄泉比良坂(よもつひらさか)」「闍威弥尼(じゃいみに)」などの神話伝説を描いた小品を出品。白馬賞を受け,画壇の注目をあびた。翌1904年には彼の代表作である「天平時代」「海の幸」などを発表し,22歳にして早くもその天衣無縫で独特な画風を確立した。蒲原有明などよき理解者にも恵まれたが,1907年(明治40)帰郷し,その後放浪生活をつづけ,薄幸のうち1911年,29歳の若さで死んだ。鮮やかな色彩や詩情の表現に特徴をもつ彼の作品は,神話や伝説,古代世界をテーマにしたものも多く,明治浪漫主義を代表するといえよう。その他,代表作に「わだつみのいろこの宮」「漁夫晩帰」など。

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