50音順    検 索

●会津塗 あいづぬり

アジア 日本 AD 

 会津若松特産の漆器。蒲生氏郷が1590年(天正18)に領主となって以来つくられたといわれるが,それ以前より芦名氏が漆苗の栽培やろくろ挽に赤や黒の漆を塗った漆器をつくっているから,それまであったものに対し,蒲生が近江より塗師・木地師を多数つれて来て会津塗として完成させたというのが正しいとらえ方と考えられる。とくに1590年蒲生氏郷が日野わんの製法導入したのが契機となり,塗大屋敷という漆工教習所をつくって,今日の漆器工業の基礎をつくった。その後1643年(寛永20)保科正之が京都より工人を招いて蒔絵技術もうけいれて,美術工芸品化している。末期になると海外へも輸出されるようになり藩の重要な財源となった。明治期になるといささか粗製濫造となって一時声名を落とすことになったが,以後量産品中心で立ち直り,今では日本でも1,2位の地位を占めている。

01

02